協和キリン DX推進活動をリードするCDXO設置 三菱マテリアルでCDOを務めた亀山満氏が就任へ
公開日時 2024/12/25 04:50
協和キリンは12月24日、DX推進活動を加速するリード役に、三菱マテリアルCDOを務めた亀山満氏を執行役員・CDXO(Chief Digital Transformation Officer)に就任させる役員人事を発表した。同日の取締役会で決定した。就任予定日は25年4月1日付。
初代CDXOに就任する亀山氏は、日産自動車、資生堂 CITO(最高情報責任者)、三菱マテリアルCDO(最高デジタル責任者)などを歴任。DX推進に関する豊富な経験とリーダーシップを有していることが適任者として評価された。
同社は、今年2月に「Story for Vision 2030」を策定し、注力する疾患領域やモダリティ、自社で注力する疾患領域のアセットと戦略的パートナリングアセットをより明確化した。その際に、DX推進活動について改めて振り返るとともに、デジタル戦略の柱である、①オペレーショナルエクセレンスの実現、②データ循環型バリューチェーンへの転換、③DX推進基盤の強化-の3点について解像度を上げ、そのリード役としてCDXOの設置を決定。初代CDXOに亀山氏を選任した。