GSK 中国・バイオ医薬品企業とADCの独占ライセンス契約締結
公開日時 2024/01/18 04:50
グラクソ・スミスクライン(GSK)は1月17日、中国のバイオ医薬品企業Hansoh Pharma社との間に、B7-H3を標的とした抗体薬物複合体(ADC)であるHS-20093の独占ライセンス契約を締結したと発表した。GSKは中国本土などを除く全世界でのHS-20093の開発や商業化に関する権利を得る。HS-20093は肺がんや肉腫、頭頸部がんなどの治療を目的に中国で第Ⅰ相、第Ⅱ相試験を実施中。GSKは24年に中国以外の地域での第Ⅰ相試験を開始するとしている。
今回の契約によるGSKの一時金は1億8500万ドル。マイルストーン達成に応じてHansoh社は最大15億2500万ドルを受け取ることができ、商業化後はGSKが段階的なロイヤリティを支払う。
GSKとHansoh社は2023年10月にもB7-H4を標的とするADCのHS-20089について独占ライセンス契約を結んでいる。婦人科がんの治療薬として、中国で第Ⅱ相臨床試験が進行中。HS-20089に続く契約により、GSKはADCオンコロジーポートフォリオを補強する狙いがある。
GSKは「HS-20093は新薬候補として複数の疾患に適応できる。将来的には確立されたポートフォリオとの併用も期待している」とコメント。Hansoh社は「GSKとの間のライセンス契約により、画期的な治療選択肢を世界中のがん患者に届けるという目標達成に近付けることをうれしく思う」としている。