東和薬品 子会社が沖縄県に医薬品の原薬工場を竣工 ブロメラインの抽出、精製を予定
公開日時 2023/11/21 04:50
東和薬品は11月20日、グループ⼦会社のジェイドルフ製薬(滋賀県)が沖縄県東村に医療⽤医薬品の原薬⼯場を竣⼯したと発表した。
ジェイドルフ製薬沖縄⼯場では、パイナップルの茎から、痔疾治療剤・ヘモナーゼ配合錠と、壊死組織除去剤・ブロメライン軟膏」の原薬(有効成分)である「ブロメライン」の抽出、精製を予定しているという。沖縄県の医療用医薬品の原薬製造工場は初めて。2024 年 4 ⽉の稼働開始を目標に、GMP 適合性調査の準備を進める予定。
海外に依存していたブロメラインの製造拠点を⽇本国内に新設。国内で原薬から最終製品までの⼀貫した⽣産体制を構築する。同社は、「東和薬品グループの原薬を含めた医薬品の安定供給の実現を目的とした取り組みのひとつ」としている。