杏林製薬 インフルエンザウイルス検出キットを11月1日に発売 15分程度で検出
公開日時 2022/11/04 04:50
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杏林製薬は11月1日、体外診断用医薬品のインフルエンザウイルス核酸キット「GeneSoC インフルエンザウイルスA/B検出キット」を発売した。同製品は遺伝子解析装置「GeneSoC mini」を用いて、インフルエンザウイルス(A型/B型)の検出結果を15分程度で得ることができる。
また、同製品を、杏林製薬が現在販売している「GeneSoC SARS-CoV-2 N2 検出キット」と併せて使用することで、ひとつの検体から一度抽出したRNAを用いて、インフルエンザウイルス(A型/B型)とSARS-CoV-2それぞれの検出結果を得ることもできる。
同製品の希望納入価格は5万6500円(税別)。包装単位は40テスト分。保存温度はマイナス20±5度。
杏林製薬は、呼吸器感染症・性感染症領域などで、GeneSoC専用の体外診断用医薬品や研究用試薬の開発・発売を目指しており、「これらの製品を通して感染症の予防・診断・治療に貢献していく」としている。