スズケン 業務提携先のスマートショッピングに追加出資 IoT発注・在庫管理ソリューションの普及促進
公開日時 2022/08/18 04:50
スズケンは8月17日、資本業務提携先のスマートショッピングに対する追加出資を行うと発表した。スマートショッピングが展開するIoT発注・在庫管理ソリューションの医療業界への普及を促進する狙い。スマートショッピングが第三者割当増資にて新たに発行する優先株式を引き受ける。取得総額は10億円で、出資後の持分比率は取得前の5%程度から15%以上となる。
両社は昨年11月に資本業務提携を締結した。スマートショッピングが開発した「スマートマット」は、医療・介護現場の作業負担軽減や働き方改革につながるIoTを使った画期的な発注・在庫管理のDXソリューションとして期待されている。オフィス、飲食店、工場、流通、病院など幅広い業種に採用され、すでに累計3万8000台以上、1200件以上の導入実績がある。スズケンは、同ソリューションの医療業界への更なる普及に加え、スズケンが展開するキュービックスシステム(トータルトレーサビリティシステム)や、現在開発を進めているポータルサイトとの連携を図る。今回の追加出資を通じ、デジタルビジネスの事業化をさらに加速させたい考えだ。