フォシーガ 12月に推計33万人に処方
SGLT2阻害薬内の新患シェア 過半数に
公開日時 2022/03/01 00:00
リアルワールドデータ(RWD)を医薬品開発や安全性監視など多岐にわたる領域で利活用することが期待されている。もちろんマーケティング戦略策定の一助にもなる。例えば全国及びエリアごとの実処方データによって、エリアごとの処方数量や拡大推計値が得られるほか、エリアごとの治療継続状況とアウトカムとの関連を分析・比較することもできる。医療の“見える化”により、自社品や注力市場の課題の発見にもつながるだろう。そこで本連載では、調剤レセプト、社保レセプト、厚労省のNDBオープンデータなどのRWDで実際の処方動向を把握し、拡大推計して市場全体の処方実態も分析するインテージリアルワールド社の統合医療データベース「CrossFact」を用いて、話題の新薬の処方の今を見てみる。月次の処方獲得...