SGLT2阻害薬 CKD効追を機にシェア拡大
新規・追加・切替INでジャディアンスがフォシーガ抜く
公開日時 2024/09/01 00:00
SGLT2阻害薬は、ファーストインクラスのスーグラ(一般名:イプラグリフロジン)から6番手のジャディアンス(エンパグリフロジン)までが2014年に承認されるという激しい競合で始まった。承認時の適応はいずれも2型糖尿病だったが、薬剤によっては1型糖尿病、慢性心不全、慢性腎臓病(CKD)へと適応が広がってきた。なかでもCKDは、21年にフォシーガ(ダパグリフロジン)が承認されるまでは薬剤がなく、アンメットニーズが高い領域だ。22年にカナグル(カナグリフロジン)が「2型糖尿病を合併するCKD」の適応を、24年2月にはジャディアンスもCKD適応を取得した。そこで今回は、フォシーガとジャディアンスを中心としたSGLT2阻害薬(配合剤を除く)の動向を、インテージリアルワールドの統合医療データベース「Cr...