武田薬品 岩﨑真人氏を2人目の代表取締役に指名へ 6月の定時株主総会で承認予定
公開日時 2021/04/01 04:52
武田薬品は、きょう4月1日付で日本管掌に就任する岩﨑真人取締役が、6月29日開催予定の定時株主総会で代表取締役に指名される予定であると発表した。クリストフ・ウェバー社長兼CEOと並び、新たに2人目の代表取締役となる。
岩﨑氏は1985年に武田薬品に入社。製品戦略部長、武田ファーマシューティカルズ・インターナショナルInc. CMSO オフィス長、医薬営業本部長を経て、2012年6月に取締役に就任。2015年からジャパンファーマビジネスユニット(JPBU)のプレジデントを務め、4月から日本における全部門のネットワークを統率し、取りまとめる「日本管掌」に就任した。
代表取締役への異動について同社は、「日本における武田薬品の社会的評価を維持、向上させ、日本の社外ステークホルダーに向けて、当社の統一されたメッセージを発信する役割を担うにあたり、6月開催の株主総会以降、代表権のある取締役として活動することが適切と判断された」としている。
◎取締役(監査等委員)の山中康彦氏は退任へ
取締役(監査等委員)の山中康彦氏が6月の定時株主総会をもって現職から退任することも発表された。山中氏は、事業戦略部長、医薬営業本部長などを歴任し、2011年6月に常務取締役に就任。2015年6月に常勤監査役、2016年6月から現職。山中氏は、社外取締役のみで構成される監査等委員会への円滑な移行を確実に行うため、1年間にわたりアドバイザーを務める予定。