バイエル薬品は１月18日、経口抗凝固薬イグザレルト（一般名：リバーロキサバン）の新剤形となるイグザレルトOD錠10mg、同OD錠15mgを発売した。同OD錠は唾液で速やかに崩壊するため、水なしでも服用できる。嚥下力の低下、複数の薬剤の服用といった高齢者が抱える服薬上のニーズに応えるため、日本向けの製剤として日本で独自に開発した。


同OD錠は、同社として初となる、錠剤の両面に販売名のカラー印字（写真）を行い、薬剤情報が一目でわかるよう工夫した。「患者さとその家族、医療従事者にやさしい製剤を目指した」としている。