【開発品リスト】21年1月版 疾患別 コモンディジーズに新薬相次ぎ登場へ
公開日時 2021/01/01 00:02
ミクス編集部が製薬企業72社のフェーズ2以降の新薬開発状況をまとめた「新薬パイプラインリスト21年1月版疾患別」によると、20年11月末時点(申請品目は12月15日まで集計)でP3以降の国内開発プロジェクト数(以下、品目数)は475品目で、うち98品目が申請中だった。P3以降の後期開発品は例年通り、最多はがん領域で全体の4割を占めるが、国内推計患者数が数100万人~1000万人規模でいるとされるコモンディジーズの新たな治療選択肢が開発後期に多いことがトピックスのひとつとなる。■片頭痛に抗CGRP抗体登場へ推定患者数が840万人と膨大な神経疾患、片頭痛に新薬の参入が相次ぎそうだ。日本イーライリリーのガルカネズマブ、大塚製薬のフレマネズマブ、アムジェンのエレヌマブの3剤が申請中で、いずれも片頭痛...