ミクス編集部が製薬企業73社（内資系企業48社、外資系企業25社）の国内フェーズ２以降の開発品を調査した「新薬パイプラインリスト2023年８月版疾患別」によると、P2以降の国内開発プロジェクト数（以下、品目数）は791品目に上った。疾患別リストは、共同開発品は１品目としてカウントしたもの。P3以降の後期開発品は531品目、うち申請中は91品目だった。後期開発品数を疾患別にみると、がん領域が207品目と突出して多く、炎症・免疫系疾患71品目、精神・神経系疾患51品目、ワクチン34品目――と続いた。がん種別では、肺がん・悪性中皮腫（48品目）、血液がん（43品目）、乳がん（26品目）、前立腺がん（14品目）、膀胱がん（13品目）――の順で多かった。炎症・免疫系疾患では炎症性腸疾患（13品目）、乾...