メディパルHD 医薬品の安定供給目指しサーモカメラ設置 新型コロナ対策で
公開日時 2020/03/10 04:50
新型コロナウイルス感染症の拡大が続くなか、メディパルホールディングスは3月9日、医療用医薬品の安定供給に向けて、物流センターにサーモカメラを設置し、入館者の体温確認を開始したと発表した。発熱があった場合には入館を断るとしている。2日から設置を始め、今週中には全国に12か所ある全物流センターで設置を完了する見込み。
同社によると、医薬品の安定供給に向けてはこのほか、商品供給の一時的な停止に備えた在庫の充実や、感染者が発生するなどして物流センターが閉鎖した場合を想定し、近隣のセンターがバックアップする体制整備などにも取り組んでいる。
また感染拡大防止対策として、医療機関への納品について、回数や時間、場所を制限するなどの対策や、時差出勤や在宅勤務、車両や設備の消毒の徹底に取り組んでいることも強調した。