ヤンセン シンポニーでAIチャットボット導入 リウマチ患者に24時間365日対応
公開日時 2020/02/14 04:50
ヤンセンファーマは2月12日、ヒト型抗ヒトTNFαモノクローナル抗体製剤シンポニー皮下注50mgオートインジェクター(一般名:ゴリムマブ(遺伝子組換え))にAIチャットボット「Jボット」を導入すると発表した。関節リウマチ患者やその介護者からの質問に24時間365日対応する。
AIチャットボットは、AIを活用した自動会話プログラムで問い合わせに回答するもの。木村情報技術が提供するAIチャットボットに、ヤンセンが作成したシンポニーオートインジェクターに関するQ&Aを学習させることで、一問一答形式での回答を実現した。
「Jボット」は、シンポニーオートインジェクターを使用する関節リウマチ患者や介護者が抱く同剤の管理、投与方法、副作用などの疑問に、速やかに回答する。関節リウマチで同剤を使用している患者の会員サイト内で利用できる。同社は、「夜間や休日でも患者さんまたは介護者の疑問に対応できることが期待される」としている。