バイオセイムは浸透傾向 回答の7割が採用の意向
ネスプのバイオセイムの採用
公開日時 2019/10/31 00:00
採用の決め手に「AG」をあげる医療機関4割腎性貧血治療薬・ネスプ(協和発酵キリン)のバイオセイムを採用する意向を表明した医療機関は7割以上――。本誌が病院薬剤部を対象に行った調査からは、バイオセイムが浸透するさまが浮き彫りになった。薬価上のインセンティブに加え、先発品への安心感も担保されることなどから、使用が浸透する傾向にある。バイオシミラーの採用の決め手でも、「オーソライズド・ジェネリック(AG)」をあげる医療機関が4割にのぼる。バイオシミラーの使用促進が十分進んでいないことが指摘されるなかで、AGは一つの解を握ることとなりそうだ。(岡山友美)薬価は0.7掛けで算定医療者の懸念払拭?本誌は、バイオセイムの登場で透析市場はどう変わるかについて注目した。バイオセイムとして登場したネスプ(ダルベ...