サンド（スイス・バーゼル）は2月10日、リージョンインターナショナル・プレジデント兼サンド・エグゼクティブ・コミッティーメンバー（SEC）にピーター・ステニコ氏が就任すると発表した。3月1日付。同氏は現在、バイオシミラー・グローバルプラットフォーム・ヘッドおよびサンドオーストリア・カントリープレジデントを務めている。一方、現職のフランシスコ・バレスター氏は、勤続34年を経て定年退職し、SECを退任する。

ピーター・ステニコ氏は、2002年にサンド入社。グローバル、リージョン、ローカルの各レベルで戦略、M&A、コマーシャルを担当した。また、ドイツのカントリーヘッド兼ゼネラルマネージャー、ドイツ・ジェネリック協会（Pro Generika）の会長を歴任。23年1月にバイオシミラー・グローバルプラットフォーム・ヘッドに就任した。

同社のリチャード・セイナーCEOは、「ステニコ氏は優れたキャリアを有しており、この豊富な経験を新たな役割とSECに活かしてくれる。彼をチームに歓迎するとともに、サンド・リージョン・インターナショナルを次の成長段階へと導いてくれることを期待している」とコメントした。