セルトリオン バイオシミラー2製品3品目を日本化薬から承継 「1ブランド1チャネルに整理」
公開日時 2025/04/21 04:47
セルトリオン・ヘルスケア・ジャパンは4月18日、日本化薬が製造販売するバイオシミラー2製品3品目について製造販売承認を承継したと発表した。いずれも韓国のCelltrionが原薬から製剤製造まで手掛けており、日本では今回承継される「NK」屋号のほか、同じ製品を「CTH」屋号でも販売していた。同社は「安定供給の観点から2ブランド2チャネルで販売していくことは極めて効率的ではないと考え、1ブランド1チャネルに整理することとした」として、今後は「NK」の屋号に統一していく方針だという。
承継される製品は、▽インフリキシマブBS点滴静注用100mg「NK」▽トラスツズマブBS点滴静注用60mg「NK」▽同150mg「NK」―の2製品3品目。販売は従来通り日本化薬との協業体制を継続する。
セルトリオンは韓国・仁川のバイオ医薬品企業・Celltrionを本社とする日本法人。インフリキシマブBSとトラスツズマブBSのほか、アダリムマブBS、ベバシズマブBSも扱うほか、3月にはウステキヌマブBSの製造販売承認を取得した。