最優先すべきは現場の声このＭＲがいて、うまくいった、助かった──そんな印象に残ったＭＲを、毎回異なる病院薬剤部長に推薦してもらい、紹介するこのコーナー。果たしてそのＭＲは、どんな取り組みで、印象に残ることになったのか？今回は協和化学工業の朝田健さん（65歳）。同社はマグネシウムを主力とした化学メーカーで、医療用薬では便秘症などに用いる酸化マグネシウム製剤マグミット１製品を製造販売する。朝田さんは、1979年にバイエル薬品（入社時はカッター・ジャパン）に入社し、血液製剤を長く担当して定年退職。2013年から現在の会社に勤めています。推薦した病院薬剤部長は、現場の課題に耳を傾け、解決を図る姿勢を高く評価しました。実は朝田さんは、製薬業界に入る前は航海士。当時も今も、現場の安全確保に人一倍気を配る...