地域医療構想と医薬品ビジネス地域医療３次医療圏単位で分析専任者“RAC”を配置情報収集はチームでシンクロナイズド・マルチチャネル・アプローチ体制構築へ2016年度に47都道府県の地域医療構想が出そろった。同構想は、これからの超高齢化・人口減少の加速を背景に、各地域における病院機能の分化・連携、在宅医療の強化など地域医療の今後の方向が描かれたもの。このような市場環境の大きな変わり目を見据え、武田薬品では地域における情報収集体制を強化している。そこで同社で国内事業トップを務める岩﨑真人取締役に４月18日、東京本社で、これまでの分析や検討を踏まえてどのような情報提供・収集活動を行う考えなのか、話を聞いた。（聞き手・編集神尾裕）「想像の範囲内」――47都道府県の地域医療構想が出揃いました。岩﨑氏率直...