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サノフィ 高コレステロール血症治療薬プラルエント皮下注を新発売 2剤目のPCSK9阻害薬

公開日時 2016/09/06 03:52

サノフィは9月5日、高コレステロール血症に用いるPCSK9阻害薬プラルエント皮下注75mgペン、同皮下注150mgペン、同皮下注75mgシリンジ、同皮下注150mgシリンジ(一般名:アリロクマブ(遺伝子組換え))を同日に新発売したと発表した。4月に登場したレパーサ皮下注に続く2剤目のPCSK9阻害薬となる。薬価はペン、シリンジとも75mgが2万2948円、150mgが4万4481円。

血中のLDLコレステロール(LDL-C)値に影響を与える酵素PCSK9を標的にした抗体医薬。LDL受容体を分解するPCSK9に結合することで、分解を阻害し、LDL-Cの取り込みを促し、血中のLDL-C値を減少させる。

通常、成人には75mgを2週に1回皮下投与。効果不十分な場合には1回150mgに増量できる。原則としてスタチン製剤と併用する(日本人における単独投与での有効性及び安全性は確立していない)。心血管イベントの発現リスクが高く、スタチン製剤で効果不十分な家族性高コレステロール血症、高コレステロール血症を効能・効果とする。

同社の糖尿病・循環器ビジネスユニットJPACリージョンヘッド、日本ジェネラルマネジャーのリア・グッドマン氏は新発売にあたり、「既存の脂質低下療法を受けているにもかかわらずLDL-Cの管理目標を達成できないハイリスク患者や、遺伝的に血清LDL-C値が高い家族性高コレステロール血症患者が多くいる」とし、「脂質治療におけるアンメット・メディカルニーズが存在するなか、日本の患者に脂質治療の新たな治療選択肢を提供できることを嬉しく思う」とコメントしている。

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