切迫する在宅医療と薬の問題
公開日時 2016/06/23 05:00
元MR×いま薬剤師×薬局経営者からのメッセージいちえ薬局管理薬剤師(滋賀県・近江八幡市)加納裕介薬局薬剤師にとって真価が問われる大きなミッションが2つあります。それは「かかりつけ薬剤師機能の普及」と「地域包括ケアにおける在宅医療への参画」です。今回は「在宅医療」に焦点を合わせながら、ゲンバからの声と、MRとして「在宅医療」とどう関わっていけばよいかを考えたいと思います。ますます増える在宅患者予備軍キャパシティを越えは時間の問題「次回から施設でお世話になります」。患者家族が、長期処方された薬の説明を受ける。「本人は車に乗っています」。患者家族が、認知症薬含め一包化した薬の説明を聞く。このような服薬指導の光景も、今や珍しいものではなくなりました。私の薬局でも自力で薬を取りにくることが困難な高齢者...