第一三共プロファーマ がん性疼痛の標準薬ヒドロモルフォン塩酸塩を承認申請 麻薬性鎮痛剤
公開日時 2016/04/15 03:50
第一三共はこのほど、グループの医薬品製造企業である第一三共プロファーマが、麻薬性鎮痛剤ヒドロモルフォン塩酸塩(一般名)の経口剤(徐放及び即放性製剤)の承認申請を行ったと発表した。
ヒドロモルフォン製剤は、海外で80年以上販売されているあへん系麻薬性鎮痛剤で、WHO(世界保健機関)のがん疼痛治療のためのガイドライン等において疼痛管理の標準薬に位置付けられているが、日本では承認されていなかった。
厚労省の「医療上の必要性の高い未承認薬・適応外薬検討会議」が開発の必要性を指摘、同省による開発企業の募集が行われた。未承認薬等開発支援センターの助成を受け、開発した。