大正と帝人 鎮痛消炎薬ロコアテープ発売 1日1回 経皮吸収性高める工夫
公開日時 2016/01/21 03:51
大正製薬と帝人ファーマは1月20日、経皮吸収型消炎鎮痛薬ロコアテープ(一般名:エスフルルビプロフェン/ハッカ油)を21日に発売すると発表した。効能・効果は「変形性関節症における鎮痛・消炎」。基材を工夫することで経皮吸収性高め、1日1回貼付(2枚超を貼付しない)。大正製薬の販売子会社の大正富山医薬品と帝人ファーマが共同販売する。
エスフルルビプロフェンは非ステロイド性抗炎症薬(NSAID)であるフルルビプロフェンの活性本体。ハッカ油はエスフルルビプロフェンの溶解補助剤。有効性を期待して配合したものではないが、添加量が薬用量に近似するため有効成分として扱われた。薬価は10cm×14cm1枚45.90円。市場予測はピーク時10年後で販売金額37億円(中医協資料)。
<訂正>(21日10時48分)
発売日は正しくは21日でした。下線部を訂正しました。