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大正製薬 OTC販売機を用いた第2回一般用医薬品販売の実証を開始 映像と音声を用いた相談や服薬指導も

公開日時 2025/03/21 04:50
大正製薬は3月19日、ショッピングモールの薬局内にIoT(Internet of Things)化されたOTC販売機を設置し、第1類医薬品を含む一般用医薬品を販売する実証を3月下旬から開始すると発表した。“新技術等実証制度(規制のサンドボックス制度)”に基づいて申請した新技術等実証計画について厚労大臣と経産大臣から認定を取得したことによるもの。同社の認定取得は今回で2回目となる。

今回の実証は、東京都多摩市のグリナ―ド永山 龍生堂永山店の敷地内に設置したOTC販売機を使い、かぜ薬・パブロンシリーズ、解熱鎮痛薬・ナロンシリーズ、アレルギー専用鼻炎薬・クラリチンといった第2類医薬品、第3類医薬品などを販売するというもの。今回は、新たに販売機上に受話器を取り付けることで、映像と音声を用い、販売機上で資格者からの服薬指導や購入者からの質問・相談を行うことができるようになった。このため新型コロナウイルス抗原検査キットや、リアップシリーズをはじめとする第1類医薬品まで拡充された。

実証期間は3月下旬より3か月を予定。販売時間は、龍生堂永山店の営業時間内である午前10時から午後8時。なお、利用に際しては、OTC販売機のタッチパネルで実証への参加に同意し、自身の症状を選択のうえ、購入する商品を選択する。選択した商品の効能や用法・用量、注意事項等を確認し、購入時チェックシートに回答。商品に関する説明や相談をする場合、画面と受話器を使って薬剤師とビデオ通話し、薬剤師が顧客の様子やチェックシートの回答内容を確認し、販売の許可・不許可を決定。許可の場合はOTC販売機で決済し、商品を取り出すことができる。


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