小野と大日本住友 末梢循環障害治療薬リマプロストで安定性改善製剤の承認取得 耐湿性を向上
公開日時 2014/10/08 03:52
小野薬品と大日本住友は10月7日、末梢循環障害治療薬リマプロスト アルファデクス(一般名)について、安定性を改善した製剤変更の承認を3日付けで取得したと発表した。承認を取得した製剤では耐湿安定性が高まったため、新たにボトル包装品が加わり、分包処方が可能となった。
リマプロストは、両社が共同開発したプロスタグランジンE1誘導体製剤。小野薬品がオパルモン錠、大日本住友がプロレナール錠の製品名で、1988年に発売を開始。適応症は、「閉塞性血栓血管炎に伴う潰瘍、疼痛および冷感などの虚血性諸症状の改善」および「後天性の腰部脊柱管狭窄症に伴う自覚症状および歩行能力の改善」。