14年意識調査 啓発広告を期待する疾患・分野 認知症、禁煙、糖尿病がトップ3
公開日時 2014/07/22 05:00
医師の各種メディアや情報へのアクセス状況を医師約1500人に郵送形式で調べた最新調査レポート(調査時期:2014年2月~3月、調査元:社会情報サービス、文末に調査概要)。前回は疾患啓発広告に対する医師の受けとめを取り上げたが、今回は啓発広告を期待する疾患・分野と、その理由を取り上げる。まず、調査時点においてテレビや新聞で展開された疾患啓発広告を6つ挙げて、それを見たかどうかに関する結果から見てみたい。そうすると、西田敏行出演の「60歳過ぎたら、肺炎予防」(MSD)と小西真奈美出演の「お医者さんと禁煙しよう」(ファイザー)が、「確かに見た」「見たような気がする」の合計で65%を超える認知率である。特に肺炎予防については、呼吸器内科/呼吸器科HP(n=62)や小児科GP(n=41)での認知率は8...