保団連 医薬品納入価の低妥結率施設ペナルティ案取り下げ求める 14年度診療報酬改定で
公開日時 2014/02/10 03:51
全国保険医団体連合会(保団連)は2月6日、2014年度診療報酬改定論議で、医薬品納入価の妥結率が一定率以下の場合初診料等を減算する提案がなされたことに対し、取り下げを求める要望書を発表した。この提案は200床以上の病院と保険薬局が対象。
民間の価格交渉に点数評価を持ち込むことは「民間取引への明らかな公的介入」で独占禁止法違反の疑いがあることに加え、「流通薬価の形成に競争原理が働かない結果として、薬価高等をもたらす」と指摘した。
要望書は、田村厚労相、厚労省の木倉保険局長、同省の宇都宮医療課長、改定内容を検討している中医協に宛てた。
<訂正>(12日11:00)
一文目の下線部を追記いたしました。