ファイザー 血液凝固第9因子製剤ベネフィクスの高規格製剤発売
公開日時 2013/12/11 03:51
ファイザーは12月9日、血友病B治療薬の遺伝子組換え血液凝固第9因子製剤の高規格製剤ベネフィクス静注用3000(一般名:ノナコグアルファ)を発売したと発表した。投与量は、重症度、出血部位、出血の程度などを考慮し、体重当たりで決めるが、成人患者では1回あたりこれまでの最高規格の2000IUを超えるケースがあったという。3000IU規格を出すことで、これまで複数本の調製をせずに済み、作業の負担を軽くできる。溶解液量は、これまでの500~2000IUと同様の5mL。薬価は30万7305円。