副作用情報 患者からも収集 PMDAが試行スタート
公開日時 2012/03/28 04:00
医薬品医療機器総合機構(PMDA)は3月26日、副作用情報を患者から直接、副作用情報を収集するシステムの試行を始めたと発表した。医師ら医療従事者、製薬会社からの報告制度に加え、発生源からも情報収集することで、より早い安全対策の実施につなげたい考え。
患者は、PMDAのウェブサイトより。氏名、副作用の症状、副作用を起こしたと考えられる医薬品など40項目(記入には約20分かかるという)を可能な限り記入する形。患者だけからの情報では副作用かどうか分からないこともあることから、患者本人の承諾の上で、当該医療機関からも情報収集し、副作用か否か、安全対策の必要性を判断する。報告のウェブサイトは以下。
http://www.info.pmda.go.jp/fukusayou_houkoku/fukusayou_houkoku_attention.html