日本化薬 G-CSF製剤のバイオシミラー国内承認申請
公開日時 2012/03/15 04:00
日本化薬株式会社は3月14日、興和テバと共同で開発している遺伝子組換えヒト顆粒球コロニー刺激因子(G-CSF)製剤(開発コード:「TKN732」)の承認申請を同日に行ったと発表した。同剤は主にがん化学療法による好中球減少症に対して用いられるもので、主力のがん領域の製品を拡充する。同社としては最初のバイオシミラーとなるが、今後も引き続き開発を進めるとしている。同剤は、フィルグラスチム(遺伝子組換え)のバイオ後続品(バイオシミラー)で、既に欧州各国でテバ社が販売している。