ミクスのＭＲ数アンケートで確認できた専門／疾患領域別ＭＲ（以下専門ＭＲ、事業部制含む）を配置している企業は29社だった（表）。前年調査と比較すると、第一三共と富士製薬が専門ＭＲを大きく増やした。第一三共はオンコロジー領域の強化を理由に約100人増員。主力品の抗体薬物複合体（ADC）・エンハーツについては、2024年度からの３年間で新たに７つの適応症を取得する計画も明らかにしており、充実した体制づくりを進めている。富士製薬は前年調査から２倍以上となる24人増の38人に増やした。今回、「乾癬」「消化器」の２つの専門ＭＲを追加。乾癬等治療薬・ステラーラ初のバイオシミラーの上市に備えるほか、日本製薬から承継した経口腸管洗浄剤・サルプレップを手掛ける体制を整えた。小野薬品約100人減プライマリー領域中...