米FDA腫瘍薬製品部(OODP)が、05年7月1日~07年12月31日までに同部が申請を受理、審査を行った抗がん剤58剤のうち53剤を承認したことが明らかになった。
同期間での抗がん剤の申請は60剤。2剤が申請取り下げし、58剤を審査した。その結果、5剤が非承認となったという。
承認した53剤のうち新規有効成分が18剤、効能追加が35剤。新規有効成分のうち、迅速審査に指定されたのは9剤。6つのがん種(肺、大腸、乳、卵巣、子宮頸、膵)を適応としたもののほか、進行性腎細胞がんを適応としたものが3剤あるという。
なお、この報告は、「米国立がん研究所雑誌」2月24日号に掲載される。