スタンフォード大病院 ドライブスルー診療に着手
公開日時 2009/08/24 04:00
新型インフルエンザの世界的な流行が懸念される中、米・カリフォルニア州にあるスタンフォード大医学部付属病院の外来クリニックでは実験的なドライブスルー診療の試みが始まった。(メディカルジャーナリスト西村由美子)コンセプトはハンバーガー・ショップのドライブスルーと同じ。患者は所定の駐車場に車ごと並んで待ち、出向いてきたナースなどから血圧測定からレントゲン撮影、血液などのラボ検査さらには診察までを自分の車の中で受ける。インフルエンザなどの感染症の場合には、患者がそれぞれの車の中にとどまっていれば、互いに接触して感染を広げるリスクが大幅に下がると期待されている。同時に、ドライブスルーにすることで、検査や診療のプロセスが効率化し、従来よりも待ち時間が短縮されるものと見込まれている。スタンフォード大学では...