ノバルティス調査 50~70代のAMDの認知率は3割
公開日時 2009/01/27 23:00
ノバルティスファーマが行った50~70代を対象にした意識調査によると、加齢
黄斑変性症(AMD)の認知率は31.3%で、ほかの眼科疾患に比べて低いことが
分かった。白内障は94.4%で認知率が最も高く、次いで緑内障が88.9%、糖尿
病性網膜症が58.1%で、AMDのみ半数以下だった。調査は、09年1月に全国の5
0~70代の男女2237人に対して実施したもの。
疾患情報の入手元については、すべての疾患で病院・診療所・クリニックとテ
レビが4割以上と高い傾向にあった。そのほか、家族・友人についても白内障、
緑内障、糖尿病性網膜症では貴重な情報源でそれぞれ40~50%台だが、AMDの
み23.5%ときわめて低く他の疾患の半分程度だった。50~70代ではインターネ
ットを情報源としているという回答も少なく、4~5%と一ケタ台だった。