精神科急性期にもパス導入 早期退院、在宅復帰促す
公開日時 2014/03/25 00:03
診療報酬では、がんや精神疾患、認知症、新生児・小児医療などを重点対策疾患として手厚い点数にしている。今改定で注目したいのは精神疾患。急性期にもパスを導入し、早期退院と社会復帰を後押しする。また、多剤投与が問題となっていた薬物療法では、1回の処方で、3種類以上の抗不安薬、3種類以上の睡眠薬、4種類以上の抗うつ薬、4種類以上の抗精神病薬を投与した場合、処方料や処方せん料、薬剤料を減算する措置をとることになった。ほか、薬剤関係ではがん治療などでの外来化学療法に対し、どの薬剤で外来化学療法加算を算定できるのかを明確にするための整理を行った。関節リウマチ患者に用いる生物学的製剤5つが、在宅自己注射指導管理料の対象薬剤と重なり、重複評価になっているとの指摘も受けて、同管理料は加算算定の場合は算定できない...