GSK日本法人 新社長に菊池常務取締役が昇格 4月1日付
公開日時 2017/03/07 03:51
グラクソ・スミスクライン(GSK)日本法人は3月6日、常務取締役で経営戦略・マーケティング・マルチチャネル担当を務めている菊池加奈子氏が代表取締役社長に昇格する人事を発表した。現社長のフィリップ・フォシェ氏は代表取締役会長となる。4月1日付で実施する。
会長、社長とも代表権を持つ形だが、同社は両者の役割分担は明らかにしておらず、「会長と社長の新たな体制の下、医療関係者や患者のメディカルニーズにより一層応えていくとともに、企業プレゼンスを高められるようする」とだけ説明している。
菊池氏は54歳。1985年に北海道大学薬学部薬学科を卒業。92年~97年までマリオンメレルダウ/ヘキストマリオンルセルで、プロダクトマネージャー及び新製品企画担当。97年~99年までボシュロム・ジャパンのビジョンケア本部マーケティング部次長、99年~04年まで米ボシュ&ロム・インコーポレーテッドのグローバルストラテジディレクター。04年~13 年までノバルティスファーマの眼科事業部事業部長、OTC事業部事業部長、オンコロジー事業部サイエンティフィックアフェアーズ統括部統括部長、オンコロジー事業本部固形腫瘍領域事業部事業部長を経て、2013 年10月にGSKに入社。執行役員経営戦略部門部門長、取締役経営戦略部門部門長を務めたのち、現在に至っている。
フォシェ氏は2010年1月に社長として入社し7年になる。