イーピーエス（EPS）は3月5日、新たな代表取締役兼社長代表執行役員に髙井紀幸取締役兼常務執行役員が就任すると発表した。山田剛久代表取締役兼社長代表執行役員は取締役兼会長執行役員に就く。いずれも4月１日の臨時株主総会および取締役会で正式決定する。

髙井氏は2002年にEPSに入社。執行役員としてGxP監査・品質マネジメント・セグメントマネジメントシステム担当や海外事業担当を歴任し、23年10月から取締役常務執行役員企画部門・海外事業担当に就任。EPSホールディングス取締役やEPNextS執行役員なども務めている。

親会社であり、EPSグループの基盤事業（CRO・SMO・CSO）を統括するEPNextSでは新たな中期経営計画をスタートさせており、その中では新たなグループマネジメント体制の構築や経営力の強化、傘下事業会社の現場力強化を図るとしている。今回の異動について、同社は「中計達成に向けたEPNextSグループの一連の役員人事異動、執行体制変更の一環」としている。

同社は「急速に変化する環境の中で持続的に成長し、価値あるソリューションを提供し続けるため、新体制のもとで、グローバルな視点で顧客から信頼されるパートナーとして新たな価値の提供に努めていく」としている。

◎EPLinkも代表取締役交代　中島副社長執行役員が就任へ　本社オフィスも移転

また、同じEPNextS子会社でSMO事業を行うEPLinkも代表取締役の異動を発表。新たな代表取締役社長代表執行役員には中島裕尚取締役副社長執行役員が就任する。山本賢一代表取締役兼社長代表執行役員は取締役（非常勤）に就く。いずれも4月1日付。

合わせて、EPLinkは本店所在地を東京都新宿区筑土八幡町２番１号に、本社オフィスを東京都文京区後楽２丁目3番19号住友不動産飯田橋ビル4号館5階に、それぞれ移転すると発表した。本店は４月１日、新オフィスでの業務開始日は5月7日を予定している。