持田製薬 ディナゲストの追加申請 「子宮腺筋症に伴う疼痛の改善」の適応で
公開日時 2016/02/02 03:50
持田製薬はこのほど、子宮内膜症治療薬であるディナゲスト錠、同OD錠(一般名:ジエノゲスト)の効能・効果に「子宮腺筋症に伴う疼痛の改善」を追加する承認申請を日本で行ったと発表した。子宮腺筋症は、子宮内膜が子宮体部筋層内に増殖する疾患で、月経時、日常生活に支障があるほどの強い痛みが起きることが多いという。
根治治療は手術だが、妊娠を希望する場合は臨床症状の改善を目的としたホルモン療法が選択される。しかし、子宮腺筋症の適応を持つ薬剤はない。同剤はプロゲステロン受容体を選択的に活性化し、卵巣機能抑制作用、子宮内膜細胞増殖抑制作用を持ち、有効性が期待されるという。この申請は1月27日に発表された。