ＭＲ認定センターは２月１日、2024年12月に実施した第31回ＭＲ認定試験で922人が合格したと発表した。受験者は1137人（受験申請者数1181人）で、合格率は81.1％だった。受験者数や合格者数は23年まで過去最低を更新していたが、10年ぶりの増加に転じた。合格率は22年から３年連続で8割を超えた。受験者への試験結果の通知は1月29日に宅急便で発送した。

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受験者数の内訳と合格者数及び合格率は▽新規受験者数1017人、うち合格者数859人、合格率84.5％▽再受験者数120人、うち合格者数63人、合格率52.5％―だった。

試験は24年12月８日に東京・大阪の２会場で実施。各試験の合格点は「医薬品情報」が47点（80点満点）、「疾病と治療」が56点（110点満点）、「MR総論」が46点（80点満点）だった。合格者には「ＭＲ認定試験 合格証」を発行し、このうち6か月のMR経験を修了認定された者は、申請により「MR認定証」を発行する。

次回の第32回MR認定試験は25年12月14日に東京と大阪で実施予定。

第1～31回の合格者数は計13万4444人（合格率79.5％、延べ受験者16万9099人）となった。なお、第27回は新型コロナウイルス感染蔓延のため、代替の「2020年度IBT形式MR認定試験」を受験予定者が各自実施した。