オリオンファーマ 抗パーキンソン病薬のスタレボ配合錠とコムタン錠の販売開始
公開日時 2024/12/24 04:50
オリオンファーマ・ジャパンは12月23日、抗パーキンソン病薬のスタレボ配合錠L50、同L100、コムタン錠100mgの3品目の販売を開始した。これらはフィンランドのオリオン社が創製したもの。日本ではこれまでノバルティス ファーマが販売していたが、20日付でオリオンファーマに承認が承継され、情報提供・収集活動を行っていた。オリオンファーマは販売開始にあたり、「今後は医療機関への情報提供や社会への疾患啓発活動をはじめ、当該製品に関する全ての活動をオリオンファーマが担っていく」としている。
オリオンファーマは1月に日本法人を立ち上げ、経皮吸収エストラジオール製剤・ディビゲル1mgを販売していた。今回の抗パーキンソン病薬3品目はディビゲルに続く販売製品となる。オリオンファーマの小川充則代表取締役社長は、「今後はウィメンズヘルス及び中枢神経領域の製品を柱とし、医療従事者の皆さまから信頼されるパートナーとなれるよう、そして患者様のウェルビーイングに貢献できるよう努力していく」とコメント。さらに「製造販売元として製品の安定供給の責任を果たすとともに、医療機関への情報提供及び適正使用の推進に努める」としている。