オリオンファーマ 抗パーキンソン病薬3品目を承継 年末までにMR含めた20人体制の組織構築
公開日時 2024/10/31 04:47
オリオンファーマ・ジャパンは10月30日、抗パーキンソン病薬3品目について、日本での製造販売承認をノバルティス ファーマから承継し、12月20日から販売すると発表した。承継に伴う販売活動の開始に向けて準備を進めており、「年末までにMRを含めて20人程度の組織を構築する」(同社広報)としている。
承継するのは、スタレボ錠配合錠L50/L100(一般名:レボドパ/カルビドパ水和物/エンタカポン)およびコムタン錠100mg(一般名:エンタカポン)の3品目。いずれも親会社であるフィンランド・オリオンコーポレーションの製品で、日本での販売を担っていたノバルティス ファーマとオリオン社とのライセンス契約満了に伴うもの。
オリオンファーマ・ジャパンはオリオン社の子会社として2024年1月に設立され、オリオン社創製品などの日本での販売を担っている。オリオン コーポレーションのリーサ・ハルメCEOは「戦略的市場である日本において、日本法人を設立し、製品を承継、販売できることを大変嬉しく思う。製造販売の承継によって医療従事者の皆様、患者様にご迷惑をおかけしないよう円滑な移行を進めていく」とコメントしている。