アストラゼネカ 子宮体がんの啓発サイトを開設 疾患理解を通じて「少しでも早い受診を」と呼び掛け
公開日時 2024/12/18 04:49
アストラゼネカはこのほど、子宮体がん啓発のための一般向けサイトを開設した。サイトでは、子宮体がんは50代から60代に最も多い疾患であることや、不正性器出血や腰の痛みなどの代表的な自覚症状について図表を用いて解説している。また、「子どもを授かる可能性を残す方法はあるか」など、患者が抱く疑問をQ&A方式で紹介している。
サイトの立ち上げにあたり同社は、患者を対象としたアンケート調査を行った。調査結果からは、子宮体がんに対する認知度の低さが浮かび上がった。中でも、初期症状や好発年齢、罹患しやすい人、発症リスクについて、およそ7割の患者が「全然知らなかった」と回答していた。
同社は子宮体がんの啓発サイト開設に際し、「多くの国民の皆様に子宮体がんを含めた婦人科がんの病気、治療、検査についてもっと深く理解いただき、少しでも早い受診に繋げていただきたい」とコメントしている。