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アッヴィ 進行期パーキンソン病治療薬・ヴィアレブを発売 24時間持続皮下注入で投与

公開日時 2023/07/27 04:48
アッヴィは7月26日、進行期パーキンソン病治療薬・ヴィアレブ配合持続皮下注(一般名:ホスレボドパ・ホスカルビドパ水和物配合剤)を発売した。ヴィアレブは、小型の携帯型注入ポンプを介して24時間持続皮下注入(CSCI)により投与することで血中濃度を一定に保ち、効果を持続させる特長がある。症状が制御されている「オン」の時間増加が期待できることで、進行期パーキンソン病患者の安定した日常生活をサポートする。

ヴィアレブは、レボドパ/カルビドパのプロドラッグで、外科的手術を必要としない日本で初めてかつ唯一の24時間持続投与が可能な皮下注製剤。日本は進行期パーキンソン病患者にヴィアレブを提供する、世界で初めての国となった。

ヴィアレブの効能・効果は、「レボドパ含有製剤を含む既存の薬物療法で十分な効果が得られないパーキンソン病の症状の日内変動(wearing-off現象)の改善」。薬価は10mL1瓶 1万3277円(1日薬価:9570円)。中医協資料によると、10年後のピーク時売上予想は96億円。

パーキンソン病では、疾患の進行に伴い脳内のドパミン濃度が不安定になり、経口のレボドパ/カルビドパ薬の頻回な服用が必要となる。一部の患者では1日平均10-11錠を服用しており、患者や介護者の負担が大きくなっている。
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