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インフルエンザの収束遅れる 5月の推計患者数は12.2万人、近年で最多 患者の7割が20歳未満

公開日時 2023/06/30 04:51
例年4月から5月にかけて患者数が大きく減少して収束に向かうインフルエンザが、2022/2023シーズンは収束が遅れているようだ。医療情報分析サービスを手掛けるインテージリアルワールド社がこのほど、自社データを基にした分析結果を発表。5月の経口インフルエンザ治療薬の推計処方患者数は約12.2万人で、近年の5月で最も患者数が多かった17年の約9.9万人よりも、23年は患者数が多いことが確認された。

経口インフルエンザ治療薬の処方患者の年代分布について、23年5月とコロナ前の19年5月を比べてみてみると、20歳未満は、23年5月は71%、19年5月は50%――を占めた。さらに詳細に見てみると、10歳未満は同39%、25%、10代は同32%、25%――で、23年は特に小児患者が多いことも確認できた。

インフルエンザの22/23シーズンは、ピーク時の月間患者数が約76万人(23年2月)でコロナ前の数百万人と比べると少ない状況だったが、今シーズンは季節外れの流行がみられているといえそうだ。

同社は独自に運用する統合医療データベース「Cross Fact」のデータを基に、経口インフルエンザ治療薬の処方動向を分析した。分析対象の治療薬は、院外調剤薬局で調剤可能なオセルタミビル、ザナミビル、ラニナミビル、バロキサビルとなる。



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