メドピア 元住友ファーマの横田京一氏が理事/MXカタリストに就任 MIフォースの取締役を兼務
公開日時 2023/04/04 04:51
メドピアは4月3日、住友ファーマでシニアデジタルオフィサー、マーテック戦略推進室長などを歴任した横田京一氏が理事/MXカタリストに就任したと発表した。また同日付でCSO事業を行う連結子会社・MIフォースの取締役に就任したことも明らかにした。製薬企業でMRからDX推進まで担当した横田⽒の経験や知⾒を活かし、同社の掲げる“集合知により医療を再発明する”の実現に向け、医師・薬剤師会員基盤の強化や集合知等のアセットを活かしたサービス開発を推進する考え。
横田氏は住友ファーマでMRを経験した後に、学術担当、営業所⻑を経て、マーケティング統括部⾨にてメディア戦略組織を立ち上げ、デジタルマーケティングの基盤を構築した。更に本社IT部⾨⻑、シニアデジタルオフィサーなど全社デジタル⾰新を牽引し、2019年12⽉にマーテック戦略推進室を新設した。このほか東北⼤学特任教授(客員)としてコロナパンデミックによる急激な環境変化に迅速、柔軟に対応すべく、社内外でのコマーシャルDX推進活動に注⼒しており、業界内外に幅広いネットワークを持っている。
横田氏が就任したMXカタリストのうち、“MX”とは、MedPeer eXperience(メドピアの体験価値を語り、マーケティング変⾰を促進する触媒となる)と、マーケティングトランスフォーメーション(Marketing Transformation)の2つを意味するという。一方、MIフォースでは、MIフォースが培ってきたCSO事業という“リアル”と「MedPeer」のデジタルを掛け合わせ、「MR活動のDXを推進することで、製薬企業、医師双⽅においてより効果的な情報提供のあり方を実現する次世代型医薬品マーケティングの開発を加速したい」としている。
今回の就任について横田氏は、「これまでとは違う⽴場で、製薬業界および医療業界に恩返しできる機会を得たことを⼤変嬉しく思う」とコメントした。