タイムチャージ制・その2
公開日時 2022/02/01 00:00
(有)オフィス・ミヤジン専務取締役宮本研今月のポイント▼第114回に続き、MRと医師の面談において、双方のチャージ価格を決定した場合のシミュレーションである。▼チャージの対価を現金で扱う場合、課金の算定根拠や契約処理、入出金確認、税金管理等が複雑になりそうである。▼繁用されている医療サイト系ポイントを対価にした場合、現金もチャージできるかによって、医師へ促す行動も変化する。有料システムを想定する第114回では『タイムチャージ制』のイメージを提示した。今回は具体的な対価を定めた場合に起こりうるメリットとデメリットを書き出す。現行ルールと整合性がない場合であっても、著者ならではの大胆なシミュレーションとしてご容赦いただきたい。そもそも、MRと医師の情報交換において、すでに課金に等しい運用がなされ...