武田テバファーマ アラミストAGでセオリアファーマとコ・プロ締結 情報提供最大化目指す
公開日時 2023/03/28 04:50
武田テバファーマは3月27日、フルチカゾンフランカルボン酸エステル点鼻液27.5μg「武田テバ」56・120噴霧用について、セオリアファーマとコ・プロモーション契約を締結したと発表した。同社のMR約100人とセオリアファーマMR約25人で医療機関へ情報提供を行う。販売は流通網の活用を含めて、武田薬品が担う。同社は、6月の薬価追補収載と、収載即日の発売に向けて準備を進めている。
同社広報部によると、両社ともに武田薬品の関係会社で協業のスキームが構築できていることに加え、セオリアファーマが専門領域とする耳鼻咽喉科についての経験を有しており、情報提供活動を最大化できることからコ・プロを行うと判断したという。両社MRの役割分担、販売体制は過去の経験を踏まえて決定する方針。
同剤は、グラクソ・スミスクライン(GSK)のアラミスト点鼻液27.5μg 56・120噴霧用のオーソライズド・ジェネリック(AG)。2021年8月に承認を取得していた。
同社は、「両社の提携により、本製剤の医薬情報提供活動を一層充実させて、患者さんの治療への貢献および、適正使用を推進する」とコメントしている。