東邦HD レオファーマのドボネックス軟膏の1社流通受託
公開日時 2022/10/26 04:51
東邦ホールディングス(HD)は10月25日、完全子会社の東邦薬品をはじめとする共創未来グループ各社が、レオファーマが2023年1月から自社販売を開始する尋常性乾癬治療薬・ドボネックス軟膏の流通業務を受託したと発表した。レオによると、同剤は共創未来グループによる1社流通で展開する。
東邦HDは、今回の1社流通の受託について、「レオから高機能な物流体制、緊急時への対応とこれまでの受託実績を評価いただいた」としている。
ドボネックスは現在、製造販売元はレオで、販売は鳥居薬品が行っている。この販売提携に係る契約が22年末で満了となることに伴い、レオに販売移管することになった
(記事はこちら)。レオは、現在申請中の中等症から重症のアトピー性皮膚炎を対象疾患とするバイオ製剤・トラロキヌマブの自社販売を行うため、22年に「2ケタ後半」の人数のMR体制を構築したが、自社販売第1号製品はドボネックスとなる。
なお、トラロキヌマブも共創未来グループの1社流通で展開するかについて、レオは本誌に、「現時点ではコメントを差し控える」と述べた。