MICINの子会社 がん経験者向け入院保障保険の販売を8月1日から開始 患者の経済的な不安解消等に対応
公開日時 2022/07/26 04:50
MICINの子会社・MICIN少額短期保険は7月25日、がん経験者向け入院保障保険の販売を8月1日から開始すると発表した。がんの種類によらず、満20歳~79歳までの罹患を経験した男女を対象とするもの。がん診断確定から最短6か月で申込みでき、病気やケガの種類を問わず入院に備えることができる。同社によると、がん経験者の6割は「金額、保障内容によっては良い保険があれば加入を検討したい」と考えており、こうしたニーズに対応する。
がん経験者の8割が「がんと診断された後に医療保険を検討する」と考える一方で、「加入条件を満たせず保険に入れない」との経験もあるという。同社は、こうした患者側のニーズを踏まえ、全てのがん経験者の経済的な不安解消につなげたいとの考えから、「新緩和型保険 がんと向き合うための入院保障」(正式名称:がん経験者向け入院保障保険)を開発した。
同保険は、経験したがんの種類やステージに制約がなく、診断確定から最短6か月で申込みができるのが最大の特徴。病気やケガの種類を問わず入院に備えることができる。対象はがんの罹患を経験している満20歳~満79歳までの男女(更新は満100歳まで)で、現在入院中でない、または過去3か月以内に医師により、入院・手術・検査のいずれも勧められたことがなく、さらに、過去1年以内にがん以外の病気やケガで入院したこと、または手術を受けたことがないこと―などが条件となる。給付内容は、「疾病入院給付金」と「災害入院給付金」があり、いずれも支払限度は、入院1回あたり30日、更新前の保険期間を含めた通算支払日数は360日、1保険期間あたり(1年ごと)80万円としている。選択プランとして、入院給付金日額(5000円/10000円)、最低保障日数 (なし/5日/10日)などが用意されている。