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GSK 大腸がん対象の国内治験にMICINのDCTプラットフォームを使用 治験へのアクセス機会拡大に期待

公開日時 2024/08/22 04:50
グラクソ・スミスクライン(GSK)は8月21日、大腸がんを対象とした国内治験にMICINの分散型臨床試験(DCT)プラットフォーム「MiROHA」(ミロハ)を使用して開始したと発表した。今回の治験は国内のみを対象としたもので、患者は治験実施医療機関などを来院せず、遠隔で医師から説明を受け、eConsent(電子同意)で治験への参加機会を得ることができる。両社はDCTの活用により、患者の治験へのアクセス機会が拡大されると期待を寄せている。

分散型臨床試験(DCT)は、オンライン診療や訪問看護、デジタル技術等の活用により、患者による医療機関への来院に依存せず、在宅を含めた遠隔で実施する臨床試験のこと。GSKが今回の治験で使用するMICINの DCTプラットフォーム「MiROHA」は、2020年4月からサービス提供を行っているもので、オンライン診療、eConsent、eSourceなどの機能を搭載している。なお、今回の治験で使用するのはeConsent(電子同意)機能。

GSKの三好出開発本部長は、「治験に参加される患者の負担を軽減し、それにより組み入れの促進や試験期間の短縮などが期待できるDCTの推進は重要な取り組みのひとつだ。この取り組みが、患者を中心とした臨床試験環境の進化の一助となることを願っている」とコメントした。

一方、MICINの原聖吾代表取締役は、「日本国内でのDCT導入に積極的に取り組むGSKとともに、DCTのリーディング企業として、患者中心の新しい治験を確立できるよう努めたい」と強調した。
 
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