コロナ禍で情報提供の目的やあり方に異変
より重視される“専門性”と“企業ブランド”
公開日時 2022/02/01 00:00
医師が求めるMR調査2022年版の「優れているMR」がいる企業ランキングでは、第一三共が前回の2位から首位に返り咲いた。武田薬品(2019年版)→第一三共(2020年版)→武田薬品(2021年版)と2強のデッドヒートが続いているように映るが、調査対象(N)数が増えたにもかかわらず、全体の得票数は1位(106票→88票)、2位(99票→85票)とも大幅に減少している。両社は一般内科、循環器科、消化器科で1位、2位を争っているものの、いずれの診療科も得票数を減らしたのが響いた。一方、精神科/心療内科と皮膚科、それぞれの領域で強みを発揮する大塚製薬とマルホが全体3位、4位と健闘。長引くコロナ禍でMRによる情報提供の方法やあり方は大きく変化し、ランキングでも地...